2023.07.21
7月上旬。
どんどん上がっていく湿度と、繰り返す夕立。
とても京都らしい夏の始まり。
床の間にヒオウギを入れると、この季節が今年もきたなぁと感じます。
今年の祇園祭、本来の形に完全復活。
ふらりと見に行った曳き初めで、息子たちの母校の体操服を目にしたときに、コロナが終わったことを実感しました。
3年ぶりの、地元の子供たちの曳き初め姿。
これも祇園祭りの「本来の形」です。
今年の前祭は、ほとりにお泊りのお客様と一緒に楽しませていただきました。
山鉾観覧やお茶席、そして炎天下の巡行観覧。
ありがたいご縁で素晴らしい席をご用意いただき、特等席での拝観でした。
京都に越してきて15回目の祇園祭になりますが、巡行を最初から最後まで見たのは、これが初めて。
毎年いろんな角度から祇園祭を経験していますが、今年もまたひとつ、新しい景色を見せていただきました。
そしてお連れするお客様に喜んでいただきたいというほとりチームに、周りの方がたくさん力を貸してくださいました。感謝の限りです (泣)
子供と一緒に関わっていたあの頃とはまた違う形で、でも祇園祭はやっぱり私にとって、感謝と地元愛を再認識するお祭りです。
前祭と共に蝉が鳴きはじめ、梅雨が明けました。
これも本当に、京都らしい。
風が変わる送り火までの約ひと月、今年も京都の厳しい夏の暑さを楽しみたいと思います。
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私が思い出にひたっております→ 祇園祭の思い出
コンシェルジュの祇園祭案内です→ ほとり写真部祇園祭Ver 祇園祭月間