2022.07.13
3年ぶりに山鉾巡行が実施される今年の京都。久しぶりに活気のある7月の京都です。
7月に入ると毎日のように、TVや新聞で祇園祭に関するニュースを目にします。
そして、お稚児さんはどんな子か、巡行の順番はどこが何番目か、
どこそこのタペストリーが新調されたなどなど家族の会話にも祇園祭の割合が増えていきます。
7月1日から四条通りのアーケードには提灯がぶら下がり、
和菓子屋さんには祇園祭りの時期だけのお菓子も並びます。
百貨店にはミニチュアの山鉾がディスプレイされ、
地域の小学校も手作りのミニチュアの鉾の曳き初めをしたり、実際の曳き初めにも参加したり,
夜に窓を開けると遠くからお囃子の音が聞こえて「あー、やってはるな。」と聴き入ったり、
とにもかくにも7月の京都の中心は祇園祭でもちきりです。
暑い最中、職人さん達がくぎを使わずに縄だけで建てられる山鉾。
今日も、職人さん達はベテランの方から、若手までおられ汗だくで“縄かがり”で
組み立てをされていました。職人さん達の技術のお陰で伝統が引き継がれていくのだなあと、
いつもお祭りを見て楽しむ立場の私は感謝の気持ちで作業を見学させて頂きました。
4日後、山鉾巡行前祭本番です。
For the first time in three years, Gion Festival will be held in Kyoto this year.
July is filled with news and events related to the Gion Festival.
I observed the craftsmen sweating and assembling the floats with a sense of gratitude,
thinking that this is how Japanese tradition is passed on to younger craftspeople.
Mikko